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おんせん県赴任を告げられた日

ワタクシと我が社

ワタクシは都内の大手企業勤務の50代のおっさんで、2年前にグループ会社に出向して管理職をしています。
我が社では総合職で50代半ばになると、お付き合いのある企業や団体への転籍が申し渡されるのが通例です。

地方転勤は突然に

3月のある日、人事部長の秘書から連絡があり、「部長と面談してもらいたいので、明日来てもらいたい」と。
う~ん、嫌な予感しかしないぞ…。

人事部長:「あなたにちょうどいいポストを用意しました」

ワタクシ:「どこでしょう」

人事部長:おんせん県にあるO社で常勤監査役をしていただきたい

ワタクシ:「・・・」

今回の提示を受け入れた場合は、65歳まで会社が面倒を見てくれると言明されました。

確かに、65歳まで正社員待遇でいられるのは嬉しい話です。

監査役の任期は法定で原則4年です。我が社のOBを見ていると、55歳前後で外部に出て、そこから65歳になるまでずっと同じ会社という人は殆どおらず、また別の会社で別のポストを斡旋されているようです。

したがってワタクシも4年後は東京に戻り別の会社へ移る可能性が高そうだけど。。。

まさか50代半ばになって、「賭け」をすることになるとは思わなかったなぁ。。。

仮に4年間としても、都内にいる親は高齢だし… 姉も障がいを抱えているし… 下の子は数年後に大学受験だし…

他方で、このオファーを断ってしまうと冷や飯なんだろうな

考える時間はたった数秒でした。「行かせていただきます」

こうして、6月からのおんせん県赴任が決まりました。

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この記事を書いた人

◆大手金融からおんせん県(大分県)の企業役員として単身赴任中の50代リーマンです。

◆趣味は、筋トレ、ラテアート、カメラ、御朱印集め、Swallowsファンなど多様です。

(W政経、MBA、中小企業診断士 、CFA、CMA、簿記2級など保有)

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