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灼熱の石畳で火照った身体を、ラムネのような温泉でクールダウンした話

さて、また週末がやってきました。

8月は東京へ帰省しないので、ずっと大分にいます。さて、どこへ行こうか・・・・

ネットをうろうろして決めたのが、歴史を辿る小さな旅

日本の歴史上大きな転換点となったのが坂本龍馬の登場ですが、彼は土佐藩浪士とか京都寺田屋で業死とかってイメージが強い中、おんせん県(大分県)にも文字通り足跡を残していたそうなので、ドライブがてら行ってみました。

どうやら、坂本龍馬と彼が師と仰いだ勝海舟一緒に通った石畳が、当時のまま保存されているとのこと。

ということで、ガソリンを補充して、住宅地から山の中へ入っていきます🚙💨

今市は全然イマイチじゃなかった

豊後国は、戦国時代まで大友氏が支配していましたが、その後徳川政権の発足期にバラバラにされ、小藩分立となりました(←ワタクシはここに来るまで知りませんでした🐨)。

この石畳があるのは、大分市のはじっこ、今市(いまいち)というエリアで、岡藩の領地にあった宿場町ですが、肥後藩も参勤交代の際に通っていたそうです。当時の石畳が600メートルほど保存されています。

幕末期に佐賀関に上陸した坂本龍馬と勝海舟の一行が、この道を通って熊本経由で長崎まで移動したということで、この点が大きくフィーチャーされています。

徒歩で移動したのか、はたまた籠(かご)や馬だったのか、移動手段は分かりませんが、雰囲気的には徒歩であってほしいですね🚶🚶🚶

この道は生活道路を兼ねていますが、結構な凸凹加減なので、車は別のところに停めて歩きました。

また、この石畳に面して、山門が立派な神社と鄙びた雰囲気がナイスなお寺があり、お参りさせていただきました。

ただ、宿場町だった当時の面影を残すものは、寺社の他は何も残っていないようです。
下の写真にあるお家が一見それっぽい屋根ですが、やっぱり当時のものではなさそうです。

幸か不幸か土曜日の午前中、観光客とおぼしきはワタクシ一人だけでした。
今市は決してイマイチではないのだから、もっと周知・集客の余地があるように思います😊

若妻はいたのか

お腹が空きました。石畳の道を脇に出ると、並行して走る道路沿いに「若妻の店」なるものを見つけました。
何やら楽しそうな響きです♫

入ってみました。妙齢な地元の女性たちが切り盛りしています。
お店に入って数秒もしたら、お店の名前のことなど、すっかり忘れてしまいました(笑)

で、イートインしたのは、ジャンボ稲荷と煮物、それに手前のカレーのような「こねり」という小麦粉で野菜にとろみを付けた郷土料理でした。こねりとの出会いは初めてでしたが、優しいお味がしました👍

ラムネ風呂でホッと

せっかく今市に来たので、もう少しだけ足を伸ばしてみました。隣接する竹田市(たけた)の長湯温泉に、炭酸を多く含む温泉があるというので、そちらに寄ってみました。

その名も「ラムネ温泉館」です。サウナもついて入浴料が500円でした♨️

外観は、別府などの温泉施設とは違い、メルヘンチックですね。

内風呂と露天風呂がありましたが、人気なのは露天。
シュワシュワが多く溶け込んでいます。数分もいれば、銀色の泡に包まれますが、湯温はぬるいので、いつまでも入っていられます。

ワタクシの地元の中目黒でも、人工の炭酸泉のある某銭湯が人気でしたが、天然の炭酸泉が圧勝、優勝です🏆

なぜだか建物の中に、小さな美術館がありました。

そんなこんなで、石畳と炭酸泉を訪れてみたお話でした。
また機会があれば参りたいです😊

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この記事を書いた人

◆大手金融からおんせん県(大分県)の企業役員として単身赴任中の50代リーマンです。

◆趣味は、筋トレ、ラテアート、カメラ、御朱印集め、Swallowsファンなど多様です。

(W政経、MBA、中小企業診断士 、CFA、CMA、簿記2級など保有)

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