1次試験、どの科目から始めようか
中小企業診断士の資格をとってみようと思い立って書店に行ったワタクシ。
(前回のブログはこちら)
この資格を取るには、1次試験、2次試験と2回の筆記試験をパスしないといけません。
当然まずは1次試験から始めることになりますね。
さて、どの科目から始めようかしら。
1次試験の科目概要
1次試験は以下の7つの科目それぞれをパスすることが必要です。
- 経済学・経済政策
- 財務・会計
- 企業経営理論
- 運営管理
- 経営法務
- 経営情報システム
- 中小企業経営・中小企業政策
出身学部や職種などで、得意・不得意科目は当然異なるでしょう。
企業の法務部門にいる人は、5の法務は勘所があるとか、SEの人は6の経営情報システムはノー勉でも問題なかったり。
ワタクシは経済学科を出ていたので、本来は、1の経済学あたりは「さほど苦労なく得点できるはず」かもしれませんが、世の中はそんなに甘くないです。
ずっと遠ざかっていたことで勘が鈍っていたり、年齢による対応力の衰えなんかもあるのでしょう。
昔勉強したはずのことすら頭の中の知識は曖昧だし、計算してみてもうまく答えが導き出せなかったり・・・💦
2次試験と親和性が高いのは、2の財務・会計、3の企業経営理論、それと4の運営管理。
これらは表層的な暗記ではなく、理解しながら血肉にしていくしかないのかな。
逆に、5の経営法務、6の経営情報システム、7の中小企業経営・中小企業政策は、2次試験との関連が乏しく、かつひたすら憶えるスタイルの科目なので、「暗記3兄弟」と言われています。
1の経済学・経済政策も、2次試験との関連は低いです。
「スピード」に偽りあり?!
診断士試験を始めるにあたって、最初に書店で購入したのは、2の財務・会計と3の企業経営理論の教材。
TACという予備校から出ている「スピード問題集」と「スピードテキスト」それぞれなので、計4冊です。
いやー、スピードという言葉にやられたな〜、
これを頭から終わりまで通読してたら、日が暮れてしまいます。結局テキストはまともに読まなかったな。トホホ…
なお、補助的な教材として、「まとめシート」を購入し、シート部分だけざっと眺めて、憶えるべき知識の「体系化」を視覚から行いました👀。また、「まとめシート」の音声ファイルを購入して、お散歩や筋トレの際は「耳学」もしましたが、多少は効果があったように思います👂
ところで、暗記3兄弟は、GWすぎから集中して憶え込む人が多いようですが、ワタクシは3月までに全7科目に着手し、少しずつ、けれど繰り返して記憶を定着させるように努めました。
座右の銘は「リピート&リピート」でっす♥
パラシュート学習法
先述のようにワタクシは、テキストは通読せずに1次試験に臨みました。
では、どのように勉強したかというと、シンプルに「過去問にいきなり取り組んだ」だけ。
まずは自分の持っている知識や経験でトライするけれど、もちろんチンプンカンプンなので、すぐさま解説欄を熟読。
これを繰り返すことで、いつのまにか頻出問題(類題含む)に立ち向かえるようになるという虫のいい話。
1からテキストをじっくり読む、というのは1次試験に関しては時間効率がよくないというのがワタクシの持論なのです。
万人向けではないかもしれないけど、「へぇ、そんな勉強法もあるんだな」くらいに思ってもらえれば・・・
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